話題

LINEMO、新規契約してみた

 3月17日、いよいよソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」が始まりました。早速、新規契約してみました。

 まず、用意したのは楽天モバイルの回線です。今回は楽天モバイルからLINEMOにMNPしてみようと思います。

 楽天モバイルの契約情報を確認できる「My 楽天モバイル」のアプリから「各種手続き」という項目を選択し、「他社への乗り換え(MNP)」を選びます。辞めたい理由を選べば、あっという間に解約できます。

 早速、LINEMOのページに飛び、「今すぐ申し込む」というメニューを選択します。「いまの電話番号をそのまま使用する」か「新しい電話番号で契約するか」を選びます。また、従来のプラスティックのSIMカードに加え、「契約情報をネット経由で入手して、すぐに使える「eSIM」を選べますが、物理的なSIMカードは郵送してもらう必要があるため、それなりに日数が必要となります。

 今回はeSIMに対応したSIMフリーのiPhone 12 Pro Maxで契約します。LINEMOのSIMカードを使うには、SIMフリースマホか、ソフトバンクのスマホでもSIMロック解除が必要となります。

 料金プランは20GB・2728円のみ。あとは通話定額を1回5分まで無料の「通話準定額(550円)」か、通話時間と回数に制限がない「通話定額(1650円)」、何もつけないかを選びます。ちなみにいまはキャンペーン中で、通話準定額なら無料です。

 申し込む際には本人確認として、運転免許証、マイナンバーカード、在留カードなどが必要となります。運転免許証を表面、斜め、裏面からスマホのカメラで撮影。シャッターは勝手に切ってくれました。

 また、自分の顔を、スマホのインカメラで撮し、引いた状態からカメラに近づけていく動画も撮影しなければなりません。

 あとは契約したい電話番号、MNP予約番号、MNP予約番号の有効期限、名前、性別、生年月日、メールアドレス、住所、暗証番号、クレジットカード番号を入力する。契約約款や重要説明事項などを確認し、同意すれば手続きは完了です。

 これまでの手続きは10分程度で完了してしまいました。

 契約の完了メールはすぐに届いたのですが、eSIMをダウンロードするためのメールは、契約完了から2時間ほど待たされました。

 eSIMをiPhone 12 Pro Maxにインストールするには、QRコードをスマホのカメラで読み込む必要があります。そのため、まずはパソコンやタブレット、別のスマホでメールに記載のリンクを開かなくてはなりません。なぜなら、iPhone 12 Pro Maxの画面でQRコードを表示してしまったら、iPhone 12 Pro Maxのカメラでは画面を読み取ることが出来ないからです。

 メールに記載されたURLを開き、連絡がとれる(MNPするのとは別の)携帯電話番号を入力します。SMSもしくは音声通話で、6桁の数字を受け取り、画面に入力するとQRコードが表示されるので、iPhone 12 Pro Maxのカメラで読み込めばOKです。すると、iPhone 12 Pro Maxに「モバイル通信プラン」が新たに追加されるようになります。iPhoneが通信できるように「APN設定用構成プロファイル」をダウンロードし、再起動をすれば、LINEMOで通信ができるようになります。

サービス開始当初はMNPするものとは別の携帯電話番号が必要というとんでもないハードルがありましたが、いまではメールでOKになったとのこと。スマホなんて1台しか契約していない人が大半ですが、当然といえば当然でしょう。

 QRコードを読み込むため、スマホートフォン以外にネットにつながるデバイスが必要であり、もちろんWi-Fi環境もなくてはなりません。

いろいろと自分でやる手間はありますが、1度やってしまえば、あとは毎月、安い料金プランとなります。興味ある人は是非ともトライしてみるといいでしょう。

-話題

© 2024 LINEMO乗り換えガイド